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異文化と異次元の旅人

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2007年06月28日 (木)

男の日傘

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日傘を買った。実は前からずっと欲しかったのだが、男性用の日傘はデザインも少なく割と高価なので、ちょっと躊躇していた。しかし今日は、落ち込み気味の自分を元気づけようと、値段も気にせずデパートで即購入してしまった。ストレス解消に消費行動に走ってしまうとは、世の多くの女性達とおんなじパターンだなと若干苦笑するものの、おもちゃをもらった子供のようにうれしくなって、すぐ機嫌が良くなった。

男性が日傘と聞いてピンと来ない人も多いかもしれない。夏の風物詩ともいえる、おしゃれで可愛いパラソルは女性の専売特許だ。街で日傘を差した男性なんてまず見ることはない。しかし、直射日光がまばゆいこの季節、男だって紫外線を遮断する必要があるのだ。紫外線は、皮膚ガンや白内障の直接的原因になるばかりではなく、皮膚を急速に老化させ皺やシミを増やす。男だっていつまでも瑞々しいお肌を保っていた方が若々しいだろう。それに、傘を差せば赤外線も遮られ、とても涼しい。良いことずくめだ。

これまでも、外出するときはSPF50のサンブロックを塗ってサングラスを欠かさないのだが、街路樹の少ない郊外の大学などに歩いていくときは、太陽光が刺すように痛い。10分歩いただけで顔が焼け、大きなダメージを受けているのを「肌で」感じる。

帽子をかぶっている男性も多いが、案外役に立たない。ツバが狭くて、頭皮を守るのが精一杯。とても顔や首を紫外線から守っているとは思えない。アメリカの大学にいた頃は、お気に入りの大きなテンガロンハットをいつも被っていたが、まさか日本の都会でカウボーイファッションは余りに目立ち過ぎる。それに、私の頭は帽子に向く形ではないようで、しばらく帽子を被ってから脱ぐと、髪の毛がツクシのようになってまるで別人、とても人の前に出て行けない。ということで、日傘がベスト・ソルーションなのだ。

買ったのはトラサルディの二段折り畳み式。黒を基調に白い点線の模様が控え気味でシックだ。一万円札を出して千円札何枚かのお釣りが来たので、べらぼうに高くはないが、造りはしっかりしている。

初めて傘を差してみると、やはり最初は非常に照れくさい。雨の日に傘を差しても恥ずかしくないのに、晴れの日に傘を差すと何故こんなに恥ずかしいのか。日頃はゴーイング・マイ・ウェイの私でも、やはり社会通念とか先入観で形成された恥の概念に囚われているのだなと妙に感心する。

それでも、一旦傘を差して歩くと効果はてきめん、快適この上ない。郊外の駅から大学まで15分程のゆったりとした坂道を、いつもは頭から湯気を出し汗だくになって歩いていくのだが、この日は涼しく優雅にウォーキングを楽しんだ。さらに副次効果も発見した。大きな傘を差すと顔が隠れ、すれ違う多くの人達と顔を合わせなくてもすむ。恥ずかしいという感情もそのうち消え、夏が心地よい。

降り注ぐ雨を遮る雨傘と降り注ぐ太陽光を遮る日傘。目的と機能の点でまったく違いはない。それどころか、帽子やサングラスが許されないスーツ姿の男性にはぴったりだ。立ち姿も様になる。そのメリットが理解され、偏見による抵抗感がなくなると、男の日傘もきっと爆発的に流行るだろう。私のトレンド予測は結構当たるのだ。

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プロフィール

Taro Who?/フウタロウ

管理人 : Taro Who?/フウタロウ
理系研究者からビジネス現場の通訳・翻訳・マーケティングサポートを経て、現在はもっぱら大学・大学院で理系英語・翻訳・プレゼン・ライティング等を教える。また、理系英語教育プログラム、脳科学的アプローチに基づく英語学習、通訳訓練法、通訳・翻訳理論を研究する。しばしば仕事はそっちのけで、旺盛な好奇心のおもむくまま、あらゆるジャンルに首をつっこみ雑文を書く。砂漠とロッキー山脈が大好きだが、最近はとんとご無沙汰。もっぱら仙人生活を送っている。でも、パーティーとおしゃべりは嫌いじゃない。日本生まれ、日本在住。20代から15年間アメリカで過ごす。

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