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異文化と異次元の旅人

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2007年05月05日 (土)

新玉ねぎのおみやげ

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単身赴任先からゴールデンウィークで帰っていた親友が、東京へ戻る前日の今日、ぶらっと尋ねて来てくれた。そして、おみやげだと言って、実家淡路の名産である灰ワカメと、今朝掘り出したばかりだという玉ねぎをくれた。

相変わらず我が家のリビングルームでは、足の踏み場もないほど資料が散乱しているが、小さな折りたたみ椅子に座って1~2時間近況を話してくれた。

先週末こちらに戻ってすぐ、久しぶりに奥さんと三宮に「デート」をしたと照れている。どうやら、休み返上で実験を続けている若い部下達に送るため、神戸名物のお菓子を探しに行ったらしい。彼らが出社している5月1日に届くように焼き菓子を送ったと言う。

普段ぶっきらぼうで全然マメではない彼だが、休日前に「神戸ってお菓子がおいしいんですよね」と言った若い女性スタッフの言葉を覚えていた。彼からのサプライズ差し入れに、休日出勤の若い連中は驚き、そして感激したのだろう。休み中でもいいからどんどん実験結果を送ってこいと言っていたところ、お菓子が届いた日とその翌日は、次々に会社からメールが届いたと案外うれしそうだ。おかげで、普段より仕事をする羽目になったと苦笑する。

おべんちゃらのひとつも言えない、不器用で一本気な男だが、正義心が強く打算がない。前の会社でも、現場を離れるのは嫌だと言って昇進を固辞。会社の発展より保身に走る経営陣に嫌気が差して飛び出し、ベンチャーに活路を見出した。仕事にかける情熱や人情味は若い頃から衰えることなく、若い部下達に思う存分仕事をさせ、体を張って派遣社員達を守ろうとした。

だからこそ、若い連中から絶大に支持されているのだろう。しばらく前には、来なくて良いと遠慮している彼のアパートに、若い部下達が大挙して押し寄せ、何もかも準備して盛大にタコ焼パーティーを開いたと言う。頼りない上司も多い昨今、一本筋が通った彼のような男こそ、案外、若者たちのヒーローであり、中間管理職で苦労しているオヤジ達の手本かも知れない。

さて、彼からもらったおみやげの新玉ねぎ。早速、オニオンスライスにして夕食のテーブルに並べた。玉ねぎには血液をさらさらにする効果があり、生で食べるのがベストだ。一時間ほど空気中に放置しておくと栄養価も増し、辛さも緩和するという。とりわけ、新鮮な玉ねぎは水にさらさなくても辛みがほとんどない。ポン酢をかけ鰹節を振りかけるととても甘くて、丸々一個食べてしまった。もちろんみそ汁には、洗って刻んだ灰ワカメがたっぷり入っている。

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Taro Who?/フウタロウ

管理人 : Taro Who?/フウタロウ
理系研究者からビジネス現場の通訳・翻訳・マーケティングサポートを経て、現在はもっぱら大学・大学院で理系英語・翻訳・プレゼン・ライティング等を教える。また、理系英語教育プログラム、脳科学的アプローチに基づく英語学習、通訳訓練法、通訳・翻訳理論を研究する。しばしば仕事はそっちのけで、旺盛な好奇心のおもむくまま、あらゆるジャンルに首をつっこみ雑文を書く。砂漠とロッキー山脈が大好きだが、最近はとんとご無沙汰。もっぱら仙人生活を送っている。でも、パーティーとおしゃべりは嫌いじゃない。日本生まれ、日本在住。20代から15年間アメリカで過ごす。

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